中古キャンピングカー>● 2トントラックは最悪

中古キャンピングカーのリーフスプリングは、トラックがベースである
キャブコンや、ハイエースのリアサスペンションの部品を言いますが、
各社リーフと呼ばれる板バネの数や硬さに、ノウハウや技術があるよう
です。

このリーフスプリングはめったなことでは破損しないものなのですが、
たまに折れたという話を聞きますが、これは極めてまれなケースです。

キャンピングカーの後部座席の乗り心地は、このリーフスプリングが決
めると言われているので、ベース車両で有名なカムロードやボンゴトラ
ックなどは、特別に調整されたリーフスプリングを使用しています。

一方、2トントラックをそのまま利用したようなキャブコンは、後部座席
の突き上げ感がひどく、エアサスペンションなどで乗り心地を改善してい
るものもあります。

エアサスペンションについては、別項で説明いたしますが、その他に増し
リーフといって、逆に後部のフワフワ感や、横風にあおられた時の車体の
ふらつき防止に、リーフ板を増設するアフターマーケットパーツもあります。

これを装着すれば、前述のような乗り心地の改善はできますが、やはり後
部座席の突き上げ感は残ってしまいます。中古キャンピングカーを見るに
あたって、このリーフサスペンションは車体の下に潜らないと見ることは
できませんが、お店の人に聞くのと、自分の目で確認を必ずしたほうがい
いと思います。

購入してみて、なんだか乗り心地が変だと思って見てみたら、購入時に説明
がなかった部品が付いていた、ということはよくある話ですから・・・。
もちろん私のお店では、きちんとお客さんに説明はしていましたので、その
ようなトラブルになったことはないですが・・・。