中古キャンピングカー>● 危険なアルミホイール

アルミホイールを履いた中古キャンピングカーが入庫することが、
時々あります。足元がきらめいて、豪華な感じを演出できるので、
普通乗用車にはポピュラーな装備品です。

しかし、ことキャンピングカーに関しては、あまり歓迎される装備
品ではないのも事実です。

ご存知の通り、キャンピングカーは重量がとても重く、キャブコン
などでは、総重量が3.5トンを超えるものもあるくらいです。

これらの重量を支えるには、停車している状態では充分な耐加
重を持っているアルミホイールでも、いざ走行するとなると、道路
の段差や、縁石などの障害物との接触により、最悪の場合割れて
しまう恐れがアルミホイールにはあります。

トラックがベースのキャブコンなどは、最初から付いている鉄の
ホイールが一番耐加重があり、安心できるパーツだと思います。

ですから、中古キャンピングカーショップに行って、アルミホイール
が付いていますから、この車両はお買い得ですよ、などとしか言わ
ず、デメリットの説明をしないショップは要注意だと思います。

カッコよさより安全性が優先されるのは、大切な家族を乗せて走る
車では、当たり前のことだと思います。